- 2024.12.19
- 外壁塗装の大事な役目!シーリング材・コーキング材について
外壁塗装を行う際に、シーリング工事はとても重要な工程になります。
塗装について気にしていた方も、シーリング工事についてあまり詳しく知らないという方も多いのではないでしょうか?
この記事では、シーリングがなぜ必要なのか、その種類や工事が必要な外壁についてご紹介いたします。
劣化サインについても知っておくことで、適切な時期に工事ができるようになりますのでぜひご参考にしてみてください。
シーリング材(コーキング材)とは?
シーリング材は、コーキング材とも呼ばれ、建築において隙間を埋める役割を果たし、緩衝材や防水材として利便性・耐久性に優れた材料になります。
水回り設備や内装材の仕上げだけでなく、外壁塗装にも使用されています。
◇シーリング工事の必要性
シーリング工事は、外壁塗装工事を行う際に、今までのシーリングを新しくするために行います。
サイディング外壁などのパネル施工では、パネル同士の隙間にシーリングが充填されています。
これは、パネル同士が地震などの揺れでぶつかって破損しないように緩衝材としての役割があります。
また、隙間から雨水が入らないようにするための防水材としての役割も果たしています。
このシーリングが劣化してしまうと、ひび割れなどから雨水が内部に浸入してしまう原因となります。
建物を雨水から守るために、シーリング工事は非常に重要なものです。
◆シーリング材の種類
シーリング材は、ホームセンターなどでも気軽に購入できるものです。
外壁のひび割れなどの補修にも使用でき、誤って物をぶつけて破損させてしまった場合も、シーリングで簡易補修ができます。
そこで注意しなければならないのが、シーリング材に種類があるということです。
外壁塗装工事に使用されるのは、変性シリコーン系シーリング材というもので、硬化したのちに上から塗装ができるものになります。
水回り設備などに使われるシーリング材を使用してしまうと、塗料を弾いてしまい、不具合の原因となりますので使用しないようにしましょう。
シーリング工事が必要な外壁
シーリング工事は、すべての外壁に必要なわけではありません。
基本的には、新築時にシーリングが施工されているサイディングやALCといった外壁になります。
サイディング
サイディングは、セメントや繊維質を主原料としたパネル状の外壁材です。多彩なデザインのものなどがあり、新築の8割以上で採用されている人気の建材です。
ALC
ALCは、軽量気泡コンクリートというもので、軽量かつ耐久性が高い外壁材です。
厚さ35mm以上75mm未満の薄型パネルと、厚さ75mm以上200mm以下の厚型パネルがあります。
パネル同士の隙間にシーリング材が充填されています。
シーリングの劣化サイン
シーリングは、太陽の紫外線により劣化し、以下のような症状を引き起こします。
・肉痩せ
シーリングの厚みが薄くなってくる症状です。
・ひび割れ
表面がひび割れてきてしまう症状です。
・破断
シーリング材の真ん中が切れてしまっている症状です。
・剥離
シーリングと外壁材が離れてしまっている症状です。
・脱落
完全にシーリングが取れてしまっている症状です。
シーリング工事の重要性を知り、劣化サインを見逃さずに、適切な時期に施工を行いましょう。
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